WORKERS ワーカーズ

苦節、1年半でついに完成
上からコートを着られるファーストタイプのGジャンを作るには問題が一つ。
ウエストを調節するためのシンチバックという附属がファーストタイプの特徴でもありますが、
このシンチバックには大きな針がついたものと、針なしのものがあります。
コートの裏地に引っかからないようにするためには、針なしのものを使用したいところですが、
既製品では見つからず、新たに作成を依頼する必要があったそうです。
試行錯誤の末にようやく針なしシンチバックが完成し、コートも羽織れるGジャンが出来上がりました。

生地にもこだわり
米綿100％の13.75オンスと厚すぎず薄すぎないデニム生地はワーカーズオリジナルのものです。
また、厚みを少しでも抑えるためフラップ裏と内ポケットは薄手の生地を使い、
前立て裏や襟、ウエスト裏まで贅沢にセルビッジ（耳）を使って仕立てられており、
見えないところまでこだわり尽くされています。

コーディネートを楽しんで
動きやすくするために取り入れられたフロントのプリーツやバックのタックから
作業着として生まれたアイテムであることが伺えますが、
野暮ったさは感じさせず今っぽいアイテムとも合わせやすいシルエットです。
気温が下がってきたらぜひ上にコートを着て、様々なコーディネートを楽しんでください。